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特許(Patent)

新規で産業上利用可能な発明に対し、一定期間独占的に実施する権利を与える制度。

発明(Invention)

自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なもの。

特許請求の範囲(Claims)

特許請求の範囲(Claims)    

明細書(Specification)

発明の詳細な内容や実施方法を記載した文書。特許出願時に必須。

出願(Application)

発明に対して特許権を求めるために特許庁へ書類を提出すること。

優先権(Priority Right)

ある国で最初に特許出願をした日を基準として、一定期間内に他の国でも優先的に出願できる権利。

先行技術(Prior Art)

出願前にすでに公開されている技術や知識。

拒絶理由通知(Office Action)

特許庁が特許出願に対して、特許付与できない理由を通知する書面。

審査請求(Request for Examination)

特許出願後、特許庁に対して特許性の審査を正式に依頼する手続き。

実施例(Example)

発明の具体的な実施方法を例示する記述。

拒絶査定(Rejection)

特許庁が審査後に特許付与ができないと判断する正式な決定。

公開特許公報(Published Patent Application)

特許出願が特許庁により公開される文書。公開日以降、内容が一般に知られる。

特許異議申立て(Opposition)

特許付与後、第三者がその特許の有効性に対して異議を申し立てる制度。

分割出願(Divisional Application)

当初の出願に含まれていた複数の発明を、別々の特許として独立して出願する手続き。

先願主義(First-to-File)

同一の発明に複数の出願があった場合、最も早く出願した者に特許を与える原則。

国内優先権(Domestic Priority)

国内で先に出願した内容を基礎として、一定期間内に新たな特許出願を行える制度。

パリ条約(Paris Convention)

    国際的に特許、商標等の工業所有権保護を規定する条約。加盟国間での優先権を認める。

PCT(Patent Cooperation Treaty)

国際的に統一的な手続きで特許出願を可能にする条約。複数国への同時出願を簡略化する。

特許権侵害(Patent Infringement)

他人の特許権の範囲内で無断で製造、販売、使用すること。

ライセンス契約(License Agreement)

特許権者が他者に特許の実施許諾を与える契約。

意匠(Design)

製品の外観としての形状、模様、色彩またはそれらの結合で、視覚を通じて美観を起こさせるもの。

意匠権(Design Right)

登録された意匠を独占的に実施する権利。他人の模倣を防止できる。

意匠登録出願(Design Application)

特許庁に意匠を登録するために提出する申請書類。

意匠公報(Design Gazette)

登録された意匠を公示するための公式文書。

意匠図面(Design Drawing)

意匠の外観を明確に示すために必要な図面で、出願時に添付する。

部分意匠(Partial Design)

製品の一部のみを対象として登録を受ける意匠。

関連意匠(Related Design)

本意匠に類似し、統一的に保護されるべきバリエーションの意匠。

秘密意匠(Secret Design)

意匠登録後、一定期間(最大3年)その内容を公開せず、秘密にできる制度。

先願主義(First-to-File)

同一または類似の意匠について複数の出願がある場合、最初に出願した者に登録を認める原則。

類否判断(Similarity Judgment)

他の意匠との類似性を判断すること。新規性や侵害の有無判断に用いられる。

新規性(Novelty)

公知の意匠と同一または類似でないこと。登録要件の一つ。

創作非容易性(Non-Obviousness)

当業者が容易に創作できないこと。登録要件の一つ。

意匠の実施(Working of Design)

登録された意匠に基づいて、製品を製造、販売、輸入する行為。

意匠の存続期間(Term of Protection)

意匠権が有効な期間。日本では出願日から最長25年間。

意匠権侵害(Design Infringement)

意匠権の範囲内で他人が無断で意匠を実施する行為。

意匠ライセンス契約(Design License Agreement)

意匠権者が第三者に対して意匠の使用を許諾する契約。

拒絶理由通知(Office Action)

意匠登録出願に対し、特許庁が登録できない理由を通知する文書。

優先権主張(Priority Claim)

他国または国内で最初に出願した日付を基準に、後の出願でその日付を主張することができる制度。

組物の意匠(Design of a Set of Articles)

複数の物品が統一的なデザインで構成されている場合、それらをまとめて一つの意匠として登録可能な制度。

動的意匠(Dynamic Design)

画面上で時間と共に変化する画像や操作画面など、動きのあるデザインを保護する制度。

商標(Trademark)

商品やサービスの出所を識別し、他と区別するためのマーク(文字、ロゴ、記号など)。

商標権(Trademark Right)

登録された商標を独占的に使用できる権利。他者による類似商標の使用を禁止できる。

商標登録出願(Trademark Application)

商標の登録を求めるため特許庁に提出する申請書類。

指定商品・指定役務(Designated Goods/Services)

商標を使用する具体的な商品やサービス。出願時に特定する必要がある。

類似群(Similarity Group)

商品・役務の類似性を判断するため、特許庁が定める商品・役務のグループ。

更新登録(Renewal Registration)

商標権を更新し、さらに10年間有効期間を延長するための手続き。

使用主義(Use-based Trademark System)

実際に商標を使用していることを商標登録の要件とする制度(主に米国などで採用)。

登録主義(Registration-based Trademark System)

商標の登録自体により権利が発生する制度(日本を含む多くの国で採用)。

識別力(Distinctiveness)

商標が商品や役務を特定し、他と区別できる機能を有すること。

不使用取消審判(Cancellation for Non-use)

一定期間(日本では3年間)商標が使用されていない場合、その登録を取り消すための審判。

異議申立て(Opposition)

商標登録後、第三者がその登録の有効性に異議を申し立てる制度。

拒絶理由通知(Office Action)

特許庁が商標出願を拒絶する理由を記載した文書。

周知商標(Well-known Trademark)

一般的に広く知られている商標。保護範囲が広く認められる場合がある。

著名商標(Famous Trademark)

国内外で広く知られている極めて有名な商標であり、非常に強い保護を受ける。

防護標章(Defensive Mark)

著名な商標について、その著名性を利用した誤認混同を防止するために登録できる制度。

商標権侵害(Trademark Infringement)

他人の登録商標と同一または類似する商標を無断で使用し、権利を侵害する行為。

商標使用許諾(Trademark License)

商標権者が第三者に対して商標の使用を許諾すること。

普通名称化(Genericide)

商標が広く使用され過ぎて一般的名称となり、商標としての機能を失うこと(例:「エスカレーター」)。

マドリッド協定議定書(Madrid Protocol)

国際的に複数の国での商標登録を簡易化するための国際条約に基づく制度。

地域団体商標(Regional Collective Trademark)

地域ブランドを保護するための商標で、一定の地域と結びついた商品やサービスに使用される商標制度。

著作権(Copyright)

文学、学術、芸術などの創作物を保護する権利。

不正競争防止法(Unfair Competition Prevention Act)

不正競争行為(模倣、営業秘密侵害など)を規制する法律。

ライセンス(License)

知的財産権者が第三者にその権利の使用を許諾する行為。

実施許諾(Grant of License)

知的財産権の使用を具体的に許諾する行為またはその契約。