世界の特許制度一覧
PATENT SYSTEMS WORLDWIDE
🔬 世界の特許制度ガイド
170カ国以上の特許制度を地域別に解説 ─ PCT国際出願との連携で
グローバルな特許戦略を弁理士が支援
目次
海外特許の重要性
海外で発明・技術を保護するには、各国の特許制度を正確に理解することが不可欠です。特許の保護対象・出願要件・審査プロセス・特許期間・費用は国ごとに大きく異なり、最適な出願戦略が国際展開の成否を左右します。
本ページでは、世界170カ国以上の特許制度を地域別に整理しています。PCT国際出願(特許協力条約)を活用した効率的な海外特許取得戦略の構築にお役立てください。
海外特許出願の2つのルート
🌐 PCT国際出願ルート
WIPOへの1件の出願で157カ国以上に特許出願の効果。優先日から30ヶ月の戦略時間を活用して各国移行を判断。
- 3カ国以上に出願する場合に有利
- 国際調査報告(ISR)で特許性予測可能
- 30ヶ月間の戦略時間(市場性検証可能)
- PCT-PPHで早期審査可能
🇫🇷 パリルート(直接出願)
パリ条約に基づき、優先日から12ヶ月以内に各国へ個別に直接出願。PCT非締約国(台湾等)への出願に必須。
- 1〜2カ国のみの出願に効率的
- 早期権利化が可能
- 各国の慣習に合わせたクレーム作成
- 台湾・PCT非締約国に必須
💡 ルート選択のヒント 3カ国以上を予定する場合はPCT、1〜2カ国の場合はパリルートが一般的です。当事務所では、事業計画・予算・想定市場を踏まえて最適なルートをご提案します。
PCT国際出願(特許協力条約)の概要
PCT国際出願は、WIPOへの1件の出願で157カ国以上の加盟国に特許出願の効果を得られる国際制度です。国内移行期限は原則30ヶ月で、出願国の選定を後から決められる柔軟性が大きなメリットです。
ポイント:青色リンクのある国は、弁理士による関連解説記事をご覧いただけます。今後、各国の特許制度解説記事を順次追加予定です。
海外で発明・技術を保護するには、各国の特許制度を正確に理解することが不可欠です。特許の保護対象・出願要件・審査プロセス・特許期間・費用は国ごとに大きく異なり、最適な出願戦略が国際展開の成否を左右します。
本ページでは、世界170か国以上の特許制度を地域別に整理しています。PCT国際出願(特許協力条約)を活用した効率的な海外特許取得戦略の構築にお役立てください。
PCT国際出願(特許協力条約)
PCT国際出願は、WIPOへの一件の出願で150か国以上の加盟国に特許出願の効果を得られる国際制度です。国内移行期限は原則30か月で、出願国の選定を後から決められる柔軟性が大きなメリットです。
ポイント:青色リンクのある国は、弁理士による関連解説記事をご覧いただけます。今後、各国の特許制度解説記事を順次追加予定です。
国際特許出願の留意点
📅 1. 優先権の活用
パリ条約に基づき、最初の出願(基礎出願)から12ヶ月以内に他国へ出願すれば優先日が確保されます。発表・販売前の出願が原則です。
🌐 2. PCT vs パリルートの選択
3カ国以上はPCT、1〜2カ国はパリルートが基本。事業計画・予算・市場性を総合的に判断します。
🔍 3. 事前のクリアランス調査
出願前に各国の先行技術調査(FTO/特許性調査)を実施し、登録可能性・侵害リスクを事前に把握。
📝 4. 各国別のクレーム調整
米国(明確性)、中国(記載要件)、欧州(多項依存制限)等、国ごとにクレーム作成のルールが異なります。
⏱ 5. 各国の審査期間
米国・日本は2〜3年、中国・韓国は1.5〜2年、欧州(EPO)は3〜5年が目安。PPHで短縮可能な場合あり。
💴 6. 翻訳費用の管理
中国・韓国・ロシア等の非英語圏では翻訳費用が大きな割合に。明細書のコンパクト化と的確な翻訳が重要。
🚨 経済安全保障に関する注意 日本の特許出願において、安全保障上機微な技術(経済安全保障推進法に基づく非公開対象)は、外国出願に制約があります。事前に当局への相談・確認が必要です。
国際特許出願の費用感
主要国への特許出願時の費用感を、PCT経由(国内移行)の場合の目安としてご紹介します。実際の費用はクレーム数・明細書ボリューム・翻訳量により変動します。
| 国・地域 | 国内移行費用(目安) | 主な内訳 |
|---|---|---|
| 🇺🇸 米国 | USD 4,000〜6,000 | USPTO庁費用 + 米国弁護士費用 + IDS提出 |
| 🇪🇺 EPO(欧州) | EUR 3,500〜5,500 | EPO庁費用 + 翻訳費 + 欧州代理人 |
| 🇨🇳 中国 | 25〜35万円 | 中国語翻訳費が大きい |
| 🇰🇷 韓国 | 25〜30万円 | 韓国語翻訳費 + 韓国代理人 |
| 🇮🇳 インド | USD 3,000〜4,500 | 英語明細書ベース、インド代理人費用 |
| 🇧🇷 ブラジル | USD 5,000〜7,000 | ポルトガル語翻訳 + ブラジル代理人 |
| 🇸🇬 シンガポール | USD 3,500〜5,000 | 英語明細書ベース、ASEAN拠点向き |
| 🇦🇺 オーストラリア | AUD 4,000〜6,000 | 英語明細書ベース、豪州代理人 |
📌 上記費用には登録後の年金(維持年金)は含まれていません。各国で年金額・納付サイクルが異なるため、年金管理サービスの活用をおすすめします。
INPIT外国出願補助金(最大1/2助成)
💰 中小企業・スタートアップは費用の最大1/2を助成可能
INPIT外国出願補助金は、中小企業・スタートアップ等が外国へ特許・実用新案・意匠・商標出願を行う際の費用の最大1/2(年間上限300万円、特許1出願あたり150万円)を補助する制度です。PCT国際出願・パリルート直接出願いずれも対象となります。
- 対象:中小企業者、創業特定法人、大学等、実施権者等
- 補助率:1/2以内、年間上限300万円
- 1出願あたり上限:特許150万円、意匠・商標60万円
- 当事務所の申請代行手数料:一律50,000円(税抜)
- 前回採択率100%(直近の公募回において当事務所がサポートした案件すべてが採択)
よくあるご質問(FAQ)
Q 日本特許を取得すれば海外でも保護されますか?
Q 海外出願はいつまでに行う必要がありますか?
Q PCT国際出願とパリルートの違いは何ですか?
Q どの国に出願すべきか、選定の基準は?
Q 台湾はPCT締約国ですか?
Q 特許の保護期間は国によって異なりますか?
Q 海外特許の費用はどれくらいかかりますか?
Q 海外で特許侵害された場合の対応は?
Q PCT-PPHとは何ですか?
Q 無料相談は可能ですか?
無料相談・お問い合わせ
海外特許出願の無料相談
当事務所では、PCT国際出願・パリルート直接出願いずれにも対応。出願戦略の立案から各国移行・拒絶理由応答・年金管理までワンストップでサポートします。中小企業・スタートアップにはINPIT外国出願補助金の申請代行(採択率100%)も併せてご提供します。
ご不明な点・出願戦略のご相談など、お気軽にお問い合わせください。
受付時間:平日 9:00〜20:00
海外で発明・技術を保護するには、各国の特許制度を正確に理解することが不可欠です。特許の保護対象・出願要件・審査プロセス・特許期間・費用は国ごとに大きく異なり、最適な出願戦略が国際展開の成否を左右します。
本ページでは、世界170か国以上の特許制度を地域別に整理しています。PCT国際出願(特許協力条約)を活用した効率的な海外特許取得戦略の構築にお役立てください。
PCT国際出願(特許協力条約)
PCT国際出願は、WIPOへの一件の出願で150か国以上の加盟国に特許出願の効果を得られる国際制度です。国内移行期限は原則30か月で、出願国の選定を後から決められる柔軟性が大きなメリットです。
ポイント:青色リンクのある国は、弁理士による関連解説記事をご覧いただけます。今後、各国の特許制度解説記事を順次追加予定です。
地域別 特許制度一覧
🌏 アジア7件の解説記事
🇪🇺 ヨーロッパ(NIS諸国含む)
- EPO(欧州特許庁)
- ドイツ
- フランス
- 英国
- イタリア
- スペイン
- スイス
- フィンランド
- オーストリア
- ベネルクス(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)
- ポーランド
- チェコ
- ハンガリー
- スウェーデン
- デンマーク
- ノルウェー
- ポルトガル
- ギリシャ
- アイルランド
- アイスランド
- クロアチア
- ルーマニア
- ブルガリア
- スロバキア
- スロベニア
- リトアニア
- ラトヴィア
- エストニア
- キプロス
- マルタ
- サンマリノ
- モナコ
- リヒテンシュタイン
- ジブラルタル
- セルビア
- モンテネグロ
- ボスニア・ヘルツェゴビナ
- アルバニア
- マケドニア旧ユーゴスラビア共和国
- コソボ
- ロシア
- ウクライナ
- ベラルーシ
- モルドバ
- ジョージア
- アルメニア
- アゼルバイジャン
- カザフスタン
- ウズベキスタン
- キルギス
- タジキスタン
- トルクメニスタン
🕌 中東
- イスラエル
- サウジアラビア
- アラブ首長国連邦
- トルコ
- イラン
- カタール
- クウェート
- オマーン
- バーレーン
- ヨルダン
- レバノン
- シリア
- イエメン
- アフガニスタン
- ガザ
- ウエストバンク
🌍 アフリカ
- ARIPO(アフリカ広域知的財産機関)
- OAPI(アフリカ知的財産機関)
- 南アフリカ
- エジプト
- ナイジェリア
- ケニア
- モロッコ
- チュニジア
- アルジェリア
- ガーナ
- タンザニア
- ウガンダ
- エチオピア
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- ザンビア
- ジンバブエ
- ボツワナ
- ナミビア
- モザンビーク
- マダガスカル
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- マラウイ
- レソト
- エスワティニ(旧スワジランド)
- エリトリア
- ブルンジ
- ガンビア
- セーシェル
- シエラレオネ
- ソマリア
- スーダン
- リビア
- リベリア
- アンゴラ
- コンゴ民主共和国
- ザンジバル
- サントメ・プリンシペ
🏝️ 大洋州
- オーストラリア
- ニュージーランド
- サモア
🗽 北米
- アメリカ
- カナダ
- バミューダ
🌎 中南米
- ブラジル
- メキシコ
- アルゼンチン
- チリ
- コロンビア
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- エクアドル
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- パラグアイ
- ウルグアイ
- ボリビア
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- グアテマラ
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- ドミニカ共和国
- ジャマイカ
- キューバ
- トリニダード・トバゴ
- バルバドス
- アンティグア・バーブーダ
- ケイマン諸島
- キュラソー
- セント・マーチン
- ボネール島・シント・ユースタティウス島・サバ島
主要国の特許制度比較
| 国・地域 | 特許期間 | 審査請求期限 | 早期審査 | PCT加盟 |
|---|---|---|---|---|
| 日本 | 出願から20年 | 3年 | ✓ | ✓ |
| アメリカ | 出願から20年 | 不要(自動審査) | ✓ | ✓ |
| 中国 | 出願から20年 | 3年 | ✓ | ✓ |
| EPO(欧州) | 出願から20年 | 6か月 | ✓ | ✓ |
| 韓国 | 出願から20年 | 3年 | ✓ | ✓ |
| インド | 出願から20年 | 48か月 | ✓ | ✓ |
| ブラジル | 出願から20年 | 36か月 | ✓ | ✓ |
| 香港 | 再登録特許(中国・英国経由) | — | — | — |
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